当麻町から食を見直す。養生農園の食へのこだわり

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養生農園

「いいもの、おいしいものの味をちゃんと知ってるってことが大事ですよ。自分がつくったものが一番安全ですが、それができないなら安全なものをつくっている農家とつながっておきなさい」

私たちにこう告げて次の仕事に向かったのは、養生農園の粂田さん。養生農園では無農薬のお米や野菜を栽培し、更には養豚までをも行っています。お店ではこだわりの野菜やお肉はもちろんのこと、粂田さんが選んだ体に優しい調味料を取り揃えています。イートインも併設されており、ホットドックや豚丼などのメニューがありました。すべて、添加物は不使用です。「砂糖を使ったら料理じゃない」と言う粂田さんは、ミネラル分が豊富なさとうきび由来の洗糖を使用。また、油は熱にかけると劣化するため、冷たいまましぼるコールドプレスという製法でつくられたものだけを使用しています。

養生農園

町の人からも「当麻一、食材にこだわっていると思いますよ」と評判の養生農園。こだわりの食べ物は、探してもなかなか見つからない場合が多く、とっておきの逸品が揃う場所がある当麻町の環境が羨ましいです。しかし、粂田さんがそこまで食にこだわる理由はなにかあるのでしょうか。粂田さんは、ここ50~60年で食べ物に対する人の意識がどんどん変わってきたと言います。

「人間は、企業の家畜だよ…」安さを優先して、添加物がたくさん入ったものをなんの疑いもなく食べる人たち。食べ物が自分の体をつくっているという意識が薄れ、ただ出されたものを食べる生活。粂田さんはそんな生活を続けるうちに人間の遺伝子が傷つき、自然の循環が失われることを危惧しているのです。

養生農園

実は、既に失われてしまったものもあります。それは、他人への感謝の気持ち。

「『ありがとう』を言えない世の中になりました。人への感謝の気持ちを忘れてしまった人間は、平気な顔をして他人においしくないものを食べさせています。自分がいるから世界があるのではなく、みんなに助けられて自分は生きていけるんだと思う気持ちが大切です」

多くの人が感謝をしなくなった今、他人への気持ちを大切にする粂田さんは、周りから慕われています。そして、粂田さんは静かに強くこう語りました。

「自分が好きなものしかつくらないから、そこまで売れるわけではありません。でも私は、お金がなくても慕ってくれる人がいるだけでいいんです」

粂田さんの夢は、125歳まで生きること。後60年で、世界がどのように変わっていくのか興味があるそうです。60年後は人々が食への意識を取り戻し、感謝し合える世の中になっていることを夢見て、久米田さんは当麻町から小さな声をあげ続けます。

小さな町ではありますが、食べ物や洋服など、各ジャンルごとにこだわりのお店がある。そんな当麻町は、自らのこだわりを持って挑戦したい人にとっても、他の人のこだわりを見聞きするのが好きな人にとっても、ぴったりな地域です。粂田さんのように自分の意志でやりたいことを貫いていれば、周りの人が慕って支えてくれることでしょう。

(ライター:御茶ノ水大学4年 尾形希莉子)

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